1月9日は「クイズの日・とんちの日」「風邪の日」です。
他には「ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日」など全3個の記念日があります。
月日 | 記念日 |
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1月8日 | 「勝負事の日」「ロックの日」 |
1月9日 | 「クイズの日・とんちの日」「風邪の日」 |
1月10日 | 「明太子の日」「110番の日」 |
月日 | 出来事 |
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1月8日 | モナコ公国が成立 – 修道士姿に変装(1297年) |
1月9日 | 三俣の大雪崩 – 史上最悪の雪崩災害(1918年) |
1月10日 | カエサルがルビコン川を渡る(紀元前49年) |
誕生日 | 偉人 |
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1月8日 | 森英恵(日本ファッションデザイン界の草分け) |
1月9日 | 岩崎弥太郎(三菱財閥の創業者) |
1月10日 | 福澤諭吉(教育者) |
誕生日 | 誕生花 | 花言葉 |
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1月8日 | スミレ | 「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」 |
1月9日 | ノースポール | 「誠実」「冬の足音」「高潔」 |
1月10日 | フリージア | 「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」 |
傷あとを隠しちゃいけない。
その傷が君を君らしくしているんだ。
- フランク・シナトラ -
(米国のジャズ・ポピュラー歌手、俳優 / 1915~1998)
以下では1月9日の記念日の由来、日本や世界の代表的な出来事、1月9日生まれの有名人や誕生花などをご紹介します。
今日は何の日(366日カレンダー)
目次
1月9日の記念日・行事
1月9日の記念日・行事は「クイズの日・とんちの日」「風邪の日」などです。
クイズの日・とんちの日
日付は、とんちで有名な一休さんにちなんで「いっ(1)きゅう(9)」(一休)と読む語呂合わせから。
一休さんは、室町時代の臨済宗の僧・一休宗純の愛称です。屏風の虎退治など、様々な逸話を残したことから江戸時代に逸話集『一休ばなし』がつくられ、幼少期のとんちで有名になりました。
「とんち」(頓智・頓知)とは「その場に応じて、とっさに気の利いた対応や発言ができる才能・知恵」を意味します。
「とんちが利く人」「とんちを働かす」などの使われ方があります。
とんちの類語には「機知」「機転」「ウィット」などがあります。
【関連・参考サイト】
一休宗純(Wikipedia)
一休さん(Wikipedia)
風邪の日
1795年(寛政7年)旧暦1月9日、第4代横綱・谷風梶之助が江戸全域で猛威を奮った風邪(インフルエンザ)によって、現役のまま44歳で亡くなりました。
死因となったインフルエンザは「御猪狩風(おいかりかぜ)」と呼ばれました。この名は患者の服に必ず鹿かイノシシの毛がついていたといわれたことに由来します。
ちなみに、谷風が亡くなる10年ほど前にインフルエンザが流行した際、谷風は「土俵上でワシを倒すことはできない。倒れているのを見たければワシが風邪にかかったときに来い」と豪語したことから、その時のインフルエンザは「タニカゼ」と呼ばれました。
谷風梶之助は江戸中期の1750年に現在の宮城県仙台市で生まれました。
1789年に横綱に昇進。63連勝の記録を持ち、死亡時には35連勝中でした。
谷風梶之助は、第4代横綱ですが、史実においては初の横綱であり、事実上の初代横綱とされています。
横綱としての力量だけでなく、人間的にも立派で品格抜群であったため、後の横綱の模範とされました。
天下無双の大横綱に相応しい実績から、四股名「谷風」は「止め名」とされています。
仙台市青葉区にある谷風の銅像
【関連・参考サイト】
谷風梶之助 (2代)(Wikipedia)
1月9日の記念日一覧
1月9日の記念日は全部で3個あります。
飲み物
お茶やコーヒー、ジュースなどに関する記念日です。
「飲み物」記念日一覧
ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日 | ジャマイカ産コーヒーの名物である「ブルーマウンテンコーヒー」のさらなる普及を目的に、ジャマイカコーヒー輸入協議会が制定。 日付は、ジャマイカ産コーヒーがジャマイカのキングストン港から日本向けに初めて1400袋(1袋は約60kg)もの大型出荷をした日(1967年1月9日)から。 |
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病気・医療
病気や医療に関する記念日です。
「病気・医療」記念日一覧
風邪の日 | 1795年(寛政7年)旧暦1月9日、第4代横綱・谷風梶之助が江戸全域で猛威を奮った風邪(インフルエンザ)によって、現役のまま44歳で亡くなりました。 死因となったインフルエンザは「御猪狩風(おいかりかぜ)」と呼ばれました。この名は患者の服に必ず鹿かイノシシの毛がついていたといわれたことに由来します。 |
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語呂合わせ
語呂合わせによる記念日です。
クイズの日・とんちの日 | 日付は、とんちで有名な一休さんにちなんで「いっ(1)きゅう(9)」(一休)と読む語呂合わせから。 一休さんは、室町時代の臨済宗の僧・一休宗純の愛称です。屏風の虎退治など、様々な逸話を残したことから江戸時代に逸話集『一休ばなし』がつくられ、幼少期のとんちで有名になりました。 |
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毎月9日の記念日一覧
パソコン検定の日 | 日付は「検定試験はその実力にふさわしい級(9)を判断する」との意味から毎月9日に。 (一財)全日本情報学習振興協会が制定。 |
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クレープの日 | より多くの人にクレープの美味しさを知ってもらいたいと、(株)モンテールが制定。 日付は、数字の「9」がクレープを巻いている形に似ていることから毎月9日・19日・29日に。 |
えのすいクラゲの日 | クラゲ採集・観察などのイベントを行っている神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館が制定。 日付は、クラゲの「ク(9)」から毎月9日に。 |
【関連・参考サイト】
1月9日(Wikipedia)
日本記念日協会
1月9日の出来事
1月9日の出来事は「三俣の大雪崩 – 史上最悪の雪崩災害(1918年)」などです。
三俣の大雪崩 – 史上最悪の雪崩災害(1918年)
1918年(大正7年)1月9日23時30分頃、新潟県三俣村(現在の湯沢町)で、集落の裏山に積もっていた雪が幅約200メートルにわたって大規模に崩れました。
新潟県内は元日から暴風雪に見舞われ大雪となり、三俣では9日の時点で積雪3メートルに達していました。
1月9日の夜中に三俣集落の裏山の斜面で発生した大規模な表層雪崩は、集落にある57戸のうち28戸を倒壊させ、家屋は雪に埋没しました。
この雪崩のよる死者は158人にのぼり、国内における史上最悪の雪崩災害となりました。
1919年に建立された雪災記念碑
【関連・参考サイト】
三俣の大雪崩(Wikipedia)
1月9日の出来事一覧
1月9日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。
年月日 | 出来事 |
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1806年1月9日 | ナポレオン戦争などで活躍したイギリス海軍提督ホレーショ・ネルソンの、イギリスでは君主以外では初となる国葬が行われる。 ホレーショ・ネルソン (初代ネルソン子爵)(Wikipedia) |
1891年1月9日 | 第一高等中学校講師の内村鑑三が教育勅語への拝礼をキリスト教徒の立場から拒否したため免職。(不敬事件) 内村鑑三不敬事件(Wikipedia) |
1905年1月9日 | ロシア帝国のサンクトペテルブルクで軍隊が労働者に発砲し、多数の死傷者が出る。これがロシア第一革命のきっかけになる。(血の日曜日事件) 血の日曜日事件 (1905年)(Wikipedia) |
1918年1月9日 | 新潟県三俣村(現:湯沢町)で大規模な雪崩が発生し、死者155人。記録に残るものでは日本最悪の雪崩災害。(三俣の大雪崩) 三俣の大雪崩(Wikipedia) |
1996年1月9日 | 東京・足立区で女性の首なし焼死体が発見される。(足立区首なし殺人事件) 足立区首なし殺人事件(Wikipedia) |
2007年1月9日 | Appleが初代iPhoneを発表。AppleのCEOスティーブ・ジョブズは「電話を再発明する」と発表。携帯電話がフィーチャーフォンからスマートフォンへ。 iPhone(Wikipedia) |
1月9日生まれの偉人・有名人
1月9日生まれの偉人・有名人は「岩崎弥太郎(三菱財閥の創業者)」「ボーヴォワール(哲学者)」「大林宣彦(映画監督)」などです。
岩崎弥太郎(三菱財閥の創業者)
1835年1月9日、岩崎弥太郎は土佐国安芸郡井ノ口村(現在の高知県安芸市)の地下浪人の長男として生まれました。
1854年、19歳のときに江戸へ行き、吉田松陰や高杉晋作らも学んだ朱子学者・安積艮斎の見山塾に入塾。
翌年、父が酒席で庄屋と喧嘩し、投獄されたために帰国。証人が庄屋の味方をしたため、壁に墨で「官は賄賂をもってなり、獄は愛憎によって決す」と大書し、弥太郎も投獄されました。
獄中では同房の商人から算術や商法を学びました。
1867年、32歳のときに欧米から船舶や武器を輸入したり、藩物産を販売していた土佐藩の開成館長崎商会の主任を命じられました。
坂本龍馬の亀山社中が海援隊として土佐藩の外郭機関となると、弥太郎は海援隊の活動も支えたといいます。
明治維新後、土佐藩では1869年(明治2年)に海運業私商社として土佐開成社(後の九十九商会)を立ち上げ、弥太郎は事業監督を担当。
1871年(明治4年)の廃藩置県で土佐藩官職位を失った弥太郎は、九十九商会の経営者となりました。
九十九商会は、1873年(明治6年)に三菱商会へと社名を変更。翌年には本店を東京・日本橋に移しました。
この時、土佐藩主山内家の三つ柏紋と岩崎家の三階菱紋の家紋を合わせ、三菱のマーク「スリーダイヤ」をつくりました。
1874年(明治7年)、三菱は台湾出兵の軍事輸送を受託。
翌年政府は、有事の際の徴用を条件に三菱へ船舶18隻を無償供与しました。
1877年(明治10年)、西南戦争が勃発すると、三菱は政府の徴用に応じて社船38隻を軍事輸送に注ぎました。
これにより三菱は国の信頼を得るとともに、一大発展の財政的基盤を築きました。
1882年(明治15年)、渋沢栄一や三井財閥、大倉財閥などの反三菱財閥勢力が投資して共同運輸会社を設立。海運業を独占していた三菱に対抗。
海運業をめぐる戦いは2年間も続き、運賃が10分の1にまで引き下げられました。
1885年(明治18年)2月に岩崎弥太郎は死去、50年の生涯を閉じました。
弥太郎の死後、三菱商会は熾烈なダンピングを繰り広げた共同運輸会社と合併して日本郵船となりました。
そのため日本郵船は三菱財閥の源流といわれています。
岩崎弥太郎の名言
およそ事業をするには、まず人に与えることが必要である。
それは、必ず大きな利益をもたらすからである。
【関連・参考サイト】
岩崎弥太郎(Wikipedia)
岩崎弥太郎の名言
1月9日生まれの偉人・有名人一覧
1月9日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。
誕生日 | 有名人 | 職業 | 年齢 |
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1624年1月9日 | 明正天皇 | 第109代天皇 | 72歳没 |
1835年1月9日 | 岩崎弥太郎 | 三菱財閥の創業者 | 50歳没 |
1908年1月9日 | シモーヌ・ド・ボーヴォワール | フランスの哲学者 | 78歳没 |
1913年1月9日 | リチャード・ニクソン | アメリカの第37代大統領 | 81歳没 |
1938年1月9日 | 大林宣彦 | 映画監督 | 82歳没 |
1944年1月9日 | ジミー・ペイジ | イギリスのロックギタリスト | 80歳 |
1987年1月9日 | 井上真央 | 女優 | 37歳 |
1月9日の誕生花
1月9日の誕生花は「ノースポール」「スミレ」「ハコベ」です。
誕生花 | 花言葉 |
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ノースポール | 「誠実」「冬の足音」「高潔」 |
スミレ | 「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」 |
ハコベ | 「ランデブー」「愛らしい」 |
ノースポールの花言葉は「誠実」「冬の足音」などです。
「冬の足音」は、冬の始まりのころ白い雪のような花を咲かせることに由来します。
ノースポール(開花時期:12月~6月)
花言葉:「誠実」「冬の足音」「高潔」
スミレ(開花時期:3月~5月)
花言葉:「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」
西洋の花言葉:「modesty(謙虚)」「faithfulness(誠実)」
ハコベ(開花時期:3月~9月)
花言葉:「ランデブー」「愛らしい」
西洋の花言葉:「rendezvous(集合する)」