マキャベリの名言(6)
中ぐらいの勝利で満足するものは、常に勝者であり続けるだろう。- マキャベリ -
好機というものは、すぐさま捕まえないと逃げ去ってしまうものである。- マキャベリ -
人は大局の判断を迫られた場合は誤りを犯しやすいが、個々のこととなると意外と正確な判断をくだすものである。- マキャベリ -
人間というものは、必要に迫られなければ善を行わないようにできている。- マキャベリ -
個人でも国家でも同じだが、相手を絶望と怒りに駆り立てるほど、痛めつけてはならない。- マキャベリ -
人間が行動する動機には、敬愛と恐怖の二つがある。
しかし敬愛を重視しすぎると部下に軽蔑され、行き過ぎた恐怖で支配すると部下の心に憎悪を生む。- マキャベリ -
新しい秩序を打ち立てるということくらい、難しい事業はない。- マキャベリ -
次の二つは絶対に軽視してはならない。
第一は、寛容と忍耐をもってしては、人間の敵意は決して溶解しない。
第二は、報酬と経済援助などの援助を与えても敵対関係は好転しない。- マキャベリ -
新秩序の導入は難しい。
これによって利益を失う者は必死で抵抗し、利益を得るものは消極的だからである。- マキャベリ -
誰かが助け起こしてくれるのを期待してわざと倒れても、誰も助けはしない。- マキャベリ -
やむを得ないときの戦いは正しい。
武器の他に希望を絶たれたときには、武器もまた許されるものである。- マキャベリ -
必要に迫られた際に大胆で果敢であることは、思慮に富むことと同じといってよい。- マキャベリ -
人は心中に巣食う嫉妬心によって、誉めるよりもけなすほうを好むものである。- マキャベリ -
他社を強力にする原因を作るものは、自滅する。- マキャベリ -
地位獲得の当初は敵に見えた者のほうが、もともと味方であったものよりも役に立つことが多い。- マキャベリ -
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