瀬戸内寂聴の名言(2)
人間は生まれる場所や立場は違っても、一様に土にかえるか海に消えます。
なんと平等なことでしょう。- 瀬戸内寂聴 -
人の話を聞く耳を持つことは大事です。
もし身の上相談を受けたら、一生懸命聞いてあげればいいのです。
答えはいりません。
ただ聞いてあげればいいのです。- 瀬戸内寂聴 -
一日一日を大切に過ごしてください。
そして、「今日はいい事がある。
いい事がやってくる」「今日はやりたい事が最後までできるんだ」この事を思って生活してみてください。- 瀬戸内寂聴 -
戦争はすべて悪だと、たとえ殺されても言い続けます。- 瀬戸内寂聴 -
自分が孤独だと感じたことのない人は、人を愛せない。- 瀬戸内寂聴 -
死というものは、必ず、いつか、みんなにやって来るもの。
でも、今をどのように生きて行くか、何をしたいか、生きることに本当に真剣になれば、死ぬことなんて怖くなくなるもんです。- 瀬戸内寂聴 -
いくつになってもおしゃれ心を失わないこと、好奇心を失わないこと、若い人と付き合うこと。
これが、若さを保つ秘訣です。- 瀬戸内寂聴 -
人間に与えられた恩寵に「忘却」がある。
これは同時に劫罰でもあるのですが。
たとえ恋人が死んでも、七回忌を迎える頃には笑っているはず。
忘れなければ生きていけない。- 瀬戸内寂聴 -
夜の熟睡を死んだように眠るとたとえるのは、適切な表現かもしれません。
人は夜、眠りの中に死んで、朝目を覚ます時は死から甦るのだと考えられるからです。
「日々これ新たなり」ですね。- 瀬戸内寂聴 -
無為にだらしない生き方をするより真剣に生きるほうが、たとえ短命でも値打ちがあります。- 瀬戸内寂聴 -
大抵の人間は自分本位です。
特に女性は、自分中心に地球が廻っていると思っていて、思い通りにならない現実に腹を立てて愚痴ばかり言うのです。
思い当たることはありませんか。- 瀬戸内寂聴 -
心のこだわりをなくそうとするなら、まず人に施すことから始めてください。
施すのが惜しい時はなぜ惜しいかを徹底的に考えてみることです。- 瀬戸内寂聴 -
人間は万能の神でも仏でもないのですから、人を完全に理解することもできないし、良かれと思ったことで人を傷つけることもあります。
そういう繰り返しの中で、人は何かに許されて生きているのです。- 瀬戸内寂聴 -
一日に一回は鏡を見る方がいいです。
できればにっこりと笑ってみてください。
心にわだかまりがない時は、表情がいきいきしているはずですよ。- 瀬戸内寂聴 -
どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。
そのことを京都では『日にち薬(ひにちぐすり)』と呼びます。
時間こそが心の傷の妙薬なのです。- 瀬戸内寂聴 -
次ページへ続きます。
次ページへ