開戦や終戦、慰霊など、「戦争・平和」に関する記念日をご紹介します。
以下は関連するテーマ別の記念日です。
歴史的な出来事 記念日・行事(TOP)
戦争・平和の記念日
月日 | 記念日 | 由来 |
---|---|---|
3月10日 | 東京都平和の日 | 1945年(昭和20年)3月10日、東京は大規模な空襲を受け、10万人ともいわれる尊い命が奪われました。 平和国家日本の首都として、戦争の惨禍を再び繰り返さないことを誓い、東京都が1990年(平成2年)に制定。 この日東京都は、東京空襲で犠牲となられた方々を追悼し、平和の意識の高揚をはかるため、「東京都平和の日記念式典」や「東京空襲資料展」を開催しています。 |
5月8日 | ヨーロッパ戦勝記念日 | 1945年(昭和20年)5月8日、ドイツが第二次世界大戦の降伏文書に調印し、連合国がヨーロッパにおいて勝利しました。 これを記念して、5月8日をヨーロッパ戦勝記念日「VEデー(Victory in Europe Day)」として祝っています。 ロシアなどの旧ソ連諸国では時差のため5月9日を戦勝記念日としています。 |
6月23日 | 慰霊の日 | 沖縄の戦没者の霊を慰め、平和を祈る日として、沖縄県が制定。 日付は、1945年(昭和20年)6月23日に沖縄に配備された日本軍の牛島満司令官らが自決し、沖縄における組織的戦闘が終結したことから。 第二次世界大戦末期に沖縄本島で行われた沖縄戦では、80日にもおよぶ地上戦で約20万人が犠牲になりました。そのうち住民の死者は9万4000人。沖縄県民の4人に1人が命を落としました。 |
6月30日 | 集団疎開の日 | 太平洋戦争中の1944年(昭和19年)6月30日、都市部の学童を空襲から守るため、東条英機内閣が集団疎開の促進要綱を閣議決定しました。 地方の縁故疎開を原則とし、縁故者がいない児童は、学校ごとに親元を離れて旅館や寺院などの寮舎で疎開生活を送ることになりました。 |
8月6日 | 広島原爆忌(平和記念式典) | 1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、アメリカ軍のB29爆撃機エノラ・ゲイが、原子爆弾リトルボーイを広島市に投下しました。 この核攻撃により広島市街は壊滅。当時の広島市の人口約35万人のうち、約14万人が同年12月末までに死亡したと推定されています。 この日、原爆死没者の霊を慰めるとともに、世界恒久平和の実現を祈念することを目的に、原爆死没者慰霊碑の前で「平和記念式典」が開催されます。 |
8月9日 | 長崎原爆忌(平和祈念式典) | 1945年(昭和20年)8月9日午前11時2分、アメリカ軍のB29爆撃機ボックスカーが原子爆弾ファットマンを長崎市に投下しました。 この核攻撃により、当時の長崎市の人口約24万人のうち約7万4千人が死亡、建物は約36%が全焼または全半壊しました。 この日、原爆死没者の霊を慰め、世界の恒久平和を祈念するため、平和祈念像の前で「平和祈念式典」が開催されます。 |
8月15日 | 終戦の日(全国戦没者追悼式) | 1945年(昭和20年)8月15日正午、昭和天皇はラジオ放送を通じて、日本が戦争に負けたことを国民に伝えました。 この日、東京の日本武道館で政府主催の「全国戦没者追悼式」が行われます。 |
8月15日 | すいとんで平和を学ぶ日 | 子どもたちに戦争や原爆の愚かさや悲惨さについて語り、戦時の代用食とされた「すいとん」を食べながら平和の尊さを伝えたいと、草の根平和活動「すいとんの会」が制定。 日付は、「終戦の日」が平和の始まりの日でもあるとして、平和を学ぶのにふさわしい日との思いから。 |
12月8日 | 太平洋戦争開戦の日 | 1941年(昭和16年)12月8日、日本海軍はハワイ・オアフ島の真珠湾を奇襲攻撃し、日本陸軍はマレー半島に奇襲上陸しました。 この日、日本政府はアメリカとイギリスに宣戦布告し、太平洋戦争(大東亜戦争)が始まりました。日本国民は8日朝のラジオの臨時ニュースで開戦を知りました。 |