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9月19日は何の日

9月19日は「苗字の日」です。

他には「九十九島の日」「育休を考える日」など全7個の記念日があります。

今日は彼岸入り(雑節)

毎年9月20日~9月26日頃が雑節「秋のお彼岸」になります(2023年は9月20日~9月26日、2024年は9月19日~9月25日)。その最初の日を「彼岸入り」、最後の日を「彼岸明け」と呼びます。

雑節
月日 記念日
9月18日 「かいわれ大根の日」「しまくとぅばの日」
9月19日 「苗字の日」
9月20日 「空の日」「バスの日」
誕生日 偉人
9月18日 レオン・フーコー(物理学者)
9月19日 高橋是清(政治家、財政家)
9月20日 吉田松陰(幕末の思想家)
誕生日 誕生花 花言葉
9月18日 ホウセンカ 「私に触れないで」「短気」
9月19日 サルビア 「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」
9月20日 ヒガンバナ 「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」
今日の名言

人の評価は、他の人たちの意見よりも、その人が他の人たちについてどのように言っているのかでより分かるものです。
- オードリー・ヘプバーン -
(英国の女優 / 1929~1993)

元気が出る名言 心に響く名言
以下では9月19日の記念日の由来、9月19日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。
今日は何の日(366日カレンダー)

9月19日の記念日・行事

9月19日の記念日・行事は「苗字の日」などです。

苗字の日

1870年(明治3年)9月19日、太政官布告「平民苗字許可令」により平民も苗字を公称することが許可されました。

明治維新後、四民平等の社会を実現するため、平民の苗字公称が許可されましたが、税金を多く取られるようになるのではないかという警戒感もあり、苗字の届出は円滑には進みませんでした。

そこで明治政府は、1875(明治8年)2月13日に苗字の使用を義務づける「平民苗字必称義務令」という太政官布告を出し、すべての国民に苗字を名乗ることを義務づけました。

この布告令は「必ず苗字を名乗ること。祖先以来の苗字が分からない者は、新たに苗字をつけなさい」というものでした。

庶民には苗字がない?

江戸時代には苗字帯刀が制限されたことから「苗字があったのは武士だけ」と語られることがあります。

しかし、そのような時代でも私的には貧農であっても苗字を持ち、行事等で使用していた事例が数多く報告されています。

古くは室町時代(1336~1573)に武士以外の人たちが苗字を名乗っていたという資料もあります。

江戸時代には武士以外は”公的”に苗字を名乗ることができなかったということです。

太政官布告とは

太政官(だじょうかん)とは、明治初期の1868年(明治元年)に設置された最高官庁であり、立法・行政・司法の機能を備えていました(内閣の前身)。

太政官布告は、太政官によって公布された法令の形式です。

1885年(明治18年)12月に内閣総理大臣と各省大臣による内閣制度が発足し、太政官が廃止されました。

翌1886年(明治19年)2月には、法令の効力や形式を定式化するため、公文式が制定され、太政官布告という法形式も廃止されました。

家族の歴史

【関連・参考サイト】
名字(Wikipedia)
苗字帯刀(Wikipedia)

9月19日の記念日一覧

9月19日の記念日は全部で7個あります。

歴史的な出来事

歴史的な出来事に関する記念日です。
「歴史的な出来事」記念日一覧

9月19日の記念日(歴史的な出来事)
苗字の日 1870年(明治3年)9月19日、太政官布告「平民苗字許可令」により平民も苗字を公称することが許可されました。
しかし、税金を多く取られるようになるのではないかという警戒感から苗字の届出が円滑に進まなかったため、1875年2月に「平民苗字必称義務令」が公布され、すべての国民に苗字を名乗ることが義務づけけられました。

フルーツ

フルーツに関する記念日です。
「フルーツ」記念日一覧

9月19日の記念日(フルーツ)
愛知のいちじくの日 愛知県産のいちじくの美味しさをより多くの人に知ってもらいたいと、JAあいち経済連が制定。
日付は「いち(1)じく(9)」と読む語呂合わせから19日とし、愛知県産のいちじくが多く出回る7月から10月までの毎月19日を記念日に。

お菓子・デザート

お菓子やデザートに関する記念日です。
「お菓子・デザート」記念日一覧

9月19日の記念日(お菓子・デザート)
九十九島せんぺいの日 九十九島せんぺいは、長崎県西部の西海国立公園の九十九島をモチーフとした焼菓子。地元の銘菓である九十九島せんぺいを次の世代にも知ってもらいたいと、(株)九十九島グループが制定。
日付は「く(9)じゅうく(19)」(九十九)と読む語呂合わせから。

語呂合わせ

語呂合わせによる記念日です。

9月19日の記念日(語呂合わせ)
遺品整理の日 秋の彼岸の月である9月に祖先を供養するとともに、故人の遺品も供養して整理し、遺族に新たな一歩を踏み出すきっかけの日にしてほしいと、(株)アヴァックが制定。
日付は、依頼された遺品の整理をすぐ(クイック=9.19)にするという意味から。
クイックルの日 いつでも誰でも手軽にお掃除ができるクイックルを使って、家族みんなで住まいをきれいにしてほしいと、花王(株)が制定。
日付は「ク(9)イ(1)ック(9)ル」と読む語呂合わせから。
九十九島の日 長崎県西部の九十九島は、大小208の島々からなる風光明媚な景勝地。
九十九島の魅力を国内外に向けて発信するため、長崎県佐世保市が制定。
日付は「く(9)じゅうく(19)しま」(九十九島)と読む語呂合わせから。
育休を考える日 多くの人に男性の育休について考えるきっかけの日にしてほしいと、男性の育児休暇について積極的に取り組んでいる積水ハウス(株)が制定。
日付は、9と19を入れ替えて「いく(19)きゅう(9)」(育休)と読む語呂合わせから。

毎月19日の記念日一覧

毎月19日の記念日
シュークリームの日 シュークリームをより身近なおやつにしたいと、(株)モンテールが制定。
日付は「19」がシュークリームの語感と似ていることから毎月19日に。
熟カレーの日 熟カレーを発売している江崎グリコ(株)が制定。
日付は「じゅく(19)」(熟)と読む語呂合わせと、カレールウは20日前後によく売れることから毎月19日に。
松阪牛の日 松阪牛の美味しさをアピールし、業界全体を盛り上げるため、(株)やまとダイニングが制定。
日付は、松阪牛の個体識別管理システムの運用開始日(2002年8月19日)から毎月19日に。
クレープの日 より多くの人にクレープの美味しさを知ってもらいたいと、(株)モンテールが制定。
日付は、数字の「9」がクレープを巻いている形に似ていることから毎月9日・19日・29日に。
いいきゅうりの日 低カロリーで美味しく、さまざまな料理に活用できるきゅうりの消費拡大を目的に、いいきゅうりの日プロジェクトが制定。
日付は「い(1)いきゅう(9)り」と読む語呂合わせから毎月19日に。
トークの日 コミュニケーションを考え、人と人とのふれあいを大切にする日として、NTTが制定。
日付は「トー(10)ク(9)」と読む語呂合わせから毎月19日に。
食育の日 食育を国民運動として推進していくため、内閣府・食育推進会議が制定。
日付は「しょくい(1)く(9)」(食育)と読む語呂合わせから毎月19日に。
イクラの日 寿司ネタとして人気のイクラを楽しんでもらうとともに、業界全体を活気づけたいと、カッパ・クリエイト(株)が制定。
日付は「イク(19)ラ」と読む語呂合わせから毎月19日に。

【関連・参考サイト】
9月19日(Wikipedia)
日本記念日協会

9月19日生まれの偉人・有名人

9月19日生まれの偉人・有名人は「高橋是清(政治家、財政家)」「小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞)」「西川貴教(ミュージシャン)」などです。

高橋是清(政治家、財政家)

高橋是清

幕末の1854年9月19日、高橋是清は、幕府の御用絵師の子として江戸芝中門前町に生まれ、まもなく仙台藩足軽の養子になりました。

その後、横浜のヘボン塾(後の明治学院)で英語を学び、1867年、13歳のときに藩命によりアメリカへ留学。しかし、手違いで奴隷労働をしながら勉強することになりました。

翌年に帰国し、アメリカで知遇を得た森有礼の書生となりました。

1873年(明治6年)、19歳のときに文部省に入省。その後、農商務省に転じて、33歳のときに特許局の初代局長に就任し、日本の特許制度を整えました。

1889年(明治22年)、35歳のときに官を辞して南米ペルーに渡り、銀山開発を行いましたが失敗しました。

帰国後の1892年(明治25年)に日本銀行に入行。横浜正金銀行副頭取などを経て、1899年(明治32年)から日銀副総裁に就任しました。

日露戦争(1904~1905)が勃発すると、戦費を調達するためイギリスに派遣されて戦時公債募集に成功。1911年(明治44年)、56歳のときに日銀総裁に就任しました。

1913年(大正2年)、58歳のときに第1次山本内閣の大蔵大臣に就任し、立憲政友会に入党しました。

その後、原敬内閣でも大蔵大臣を務め、1921年(大正10年)に原敬首相が暗殺されると、財政政策の手腕を評価された高橋是清が後継の内閣総理大臣に就任しました。

1927年(昭和2年)の昭和金融恐慌では金融界の救世主として大蔵大臣に就任。支払い猶予令(モラトリアム)を施行して恐慌を沈静化させました。また、1930年(昭和5年)に昭和恐慌が発生すると、翌年に再び蔵相となり、景気調節政策を導入して、恐慌からの脱出に成功しました。

しかし、無制限な財政膨張を抑制するため、軍部の軍事費拡大の要求を抑えたため、1936年(昭和11年)2月に発生した二・二六事件(青年将校らによるクーデター)で暗殺され、高橋是清は81年の生涯を閉じました。

【関連・参考サイト】
高橋是清(Wikipedia)

9月19日生まれの偉人・有名人一覧

9月19日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

9月19日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
1551年9月19日 アンリ3世 フランス王 37歳没
1854年9月19日 高橋是清 第20代内閣総理大臣 81歳没
1901年9月19日 沢田美喜 社会事業家 78歳没
1926年9月19日 小柴昌俊 物理学者(ノーベル物理学賞受賞) 94歳没
1970年9月19日 西川貴教 ミュージシャン 54歳

9月19日の誕生花

9月19日の誕生花は「サルビア」です。

9月19日の誕生花
誕生花 花言葉
サルビア 「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」
花言葉の由来

サルビアの花言葉は「尊敬」「知恵」などです。

サルビア属の学名(salvia)の語源となったラテン語の「salvus」(健康、よい状態、安全という意味)。”salvus”は、フランスで”sauge”となり、イギリスで”sage”に変化しました。

この「sage(セージ)」は、英語で賢人を意味する”sage”と同じ語であり、花言葉の「尊敬」「知恵」もこれに由来します。

サルビア(開花時期:6月~11月)
花言葉:「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」
西洋の花言葉:「esteem(尊敬、尊重)」「wisdom(知恵、賢さ)」「domestic virtue(家庭の徳)」

サルビア
photo: James St. John

【関連・参考サイト】
9月19日の誕生花


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