マキャベリの名言

マキャベリの名言(5)

なぜ、人々の心に自由に生きることへの強い愛着が生まれてくるのか、という問いへの答えは簡単である。
歴史上、自由を持つ国だけが領土を拡張し経済的にも豊かになったからである。
- マキャベリ -

たとえ人の生命を奪っても、財布に手をかけてはならない。
人は父親を殺されたことは忘れても、遺産を失ったことは忘れないからだ。
- マキャベリ -

怒り狂った民衆に平静さを取り戻させる唯一の方法は、尊敬を受け、肉体的にも衆に優れた人物が、彼らの前に姿を現すことである。- マキャベリ -

君主は人を二種類に分けて考え、それに応じた接し方をすべきである。
それは手放すことが出来ない人物か、そうでない人物かである。
- マキャベリ -

君主たるものは、才能ある人材を登用し、その功績に対しては、十分に報いることも知らねばならない。- マキャベリ -

人間は憎しみだけでなく、恐怖に駆られても相手に危害を加えようとする。- マキャベリ -

大衆の判断は、抽象的に説明されたときに間違う。- マキャベリ -

民衆は無知ではあるが、真実を見抜く力はある。- マキャベリ -

長期にわたって支配下に置かれ、その下で生きるのに慣れてしまった人民は、何かの偶然で転がり込んできた自由を手にしても、それを活用することができない。- マキャベリ -

民衆への対処の仕方は、寛大な態度でのぞむか、それとも強圧的に対するかのどちらかでなくてはならない。- マキャベリ -

権力を持った人々の間でも、最近与えた恩恵によって以前の怨念が消えるなどと思う人がいたならば、その人は取り返しのつかない誤りを犯すことになる。- マキャベリ -

突然に地位なり何なりを受け継ぐことになってしまったものにとって、心すべき最大のことは、何よりもまず最初に、しかも直ちに、土台を固めることである。- マキャベリ -

君主は、自らの権威を傷つける恐れのある妥協は、絶対にすべきではない。- マキャベリ -

肩書が人間を持ち上げるのではなく、人間が肩書を輝かせる。- マキャベリ -

人生の砂時計から砂が落ちるほどに、そこを通してよりはっきりと見えるようになる。- マキャベリ -

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