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2月18日は何の日

2月18日は「嫌煙運動の日」「冥王星の日」です。

他には「エアメールの日」など全5個の記念日があります。

今日は雨水(二十四節気)

毎年2月19日頃が二十四節気「雨水(うすい)」になります(2024年は2月19日、2025年は2月18日)。「雨水」は雪が雨に変わり雪解けが始まるという意味です。

二十四節気
月日 記念日
2月17日 「天使のささやきの日」
2月18日 「嫌煙運動の日」「冥王星の日」
2月19日 「万国郵便連合加盟記念日」「プロレスの日」
月日 出来事
2月17日 中越戦争 – 中国軍がベトナムに侵攻(1979年)
2月18日 『ハックルベリー・フィンの冒険』が出版される(1885年)
2月19日 あさま山荘事件が発生(1972年)
誕生日 偉人
2月17日 マイケル・ジョーダン(バスケットボール選手)
2月18日 上杉謙信(越後の虎)
2月19日 ニコラウス・コペルニクス(地動説)
誕生日 誕生花 花言葉
2月17日 スノーフレーク 「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆をひきつける魅力」
2月18日 タンポポ 「愛の神託」「神託」「真心の愛」「別離」
2月19日 モクレン 「自然への愛」「崇高」「持続性」
今日の名言

持たなくてもいい重い荷物を、誰に頼まれもしないのに一生懸命ぶらさげていないか。

- 中村天風 -

(日本初のヨーガ行者、天風会の創始者 / 1876~1968)

元気が出る名言 心に響く名言
以下では2月18日の記念日の由来日本や世界の代表的な出来事、2月18日生まれの有名人誕生花などをご紹介します。
今日は何の日(366日カレンダー)

2月18日の記念日・行事

2月18日の記念日・行事は「嫌煙運動の日」「冥王星の日」などです。

嫌煙運動の日

1978年(昭和53年)2月18日、東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立され、本格的な嫌煙運動がスタートしたことに由来します。

嫌煙運動 – 原則屋内禁煙へ

嫌煙運動とは、非喫煙者の健康を守るために、公共の場所や職場などでの禁煙・分煙といった喫煙規制を、社会的、制度的に確立することを目ざすものです。

1980年(昭和55年)には、嫌煙運動を行う市民団体が、国や国鉄、日本専売公社(現在の日本たばこ産業)を相手どり、初の嫌煙権訴訟を起こしました。

請求は1987年(昭和62年)に棄却されましたが、訴訟提起後に列車や飛行機、公共施設などで分煙や禁煙が進められました。

2020年(令和2年)4月には改正「健康増進法」が全面施行され、多数の人が利用する様々な施設が原則屋内禁煙となりました。

タバコの煙

関連する記念日には、5月31日の「世界禁煙デー」があります。

【関連・参考サイト】
嫌煙(Wikipedia)
屋内は原則禁煙!受動喫煙防止のルールを守りましょう(政府広報オンライン)

冥王星の日

1930年(昭和5年)2月18日、アメリカの天文学者クライド・トンボーが、海王星に次ぐ太陽系の第9惑星「冥王星」を発見しました。

名前は少女が提案したプルートへ

この新天体の名前は、イギリスの11歳の少女が提案した「Pluto(プルート、ローマ神話において自らの姿を消すことができる冥界を司る神)」に決まりました。

トンボーは、1916年(大正5年)に冥王星の存在を予言したアメリカの天文学者パーシヴァル・ローウェルのイニシャル(P. L.)で始まるこの名前を大変気に入ったといいます。

日本語名の「冥王星」は英文学者の野尻抱影がPlutoの訳語として提案し、採用されたものです。中国語でも日本語と同じ「冥王星」が用いられています。

準惑星になった冥王星

冥王星は、1930年に発見されて以来、「太陽系の9番目の惑星」とされてきました。

しかし、2006年(平成18年)にそれまで明確でなかった「惑星」の定義が定められると、地球の月より小さい冥王星は「惑星」ではなく新たに設けられた「準惑星」に分類されました。

宇宙

【関連・参考サイト】
冥王星(Wikipedia)
クライド・トンボー(Wikipedia)

2月18日の記念日一覧

2月18日の記念日は全部で5個あります。

はじまり

初めての日や始まりの日に基づく記念日です。
「はじまり」記念日一覧

2月18日の記念日(はじまり)
嫌煙運動の日 1978年(昭和53年)2月18日、東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立され、本格的な嫌煙運動がスタートしたことに由来します。
2020年4月には改正「健康増進法」が全面施行され、多数の人が利用する様々な施設が原則屋内禁煙となりました。
冥王星の日 1930年(昭和5年)2月18日、アメリカの天文学者クライド・トンボーが、海王星に次ぐ太陽系の第9惑星「冥王星」を発見しました。
2006年に惑星の定義が定められると、地球の月より小さい冥王星は新たに設けられた「準惑星」に分類されました。
エアメールの日 1911年(明治44年)2月18日、インドで初めて飛行機によって郵便物が運ばれたことに由来します。
インド北部のイラーハーバードで開かれていた博覧会のアトラクションとして、会場から8キロメートル離れた駅まで6000通の手紙が飛行機で運ばれました。
世界初の定期的な飛行機による郵便配達は、1918年(大正7年)にアメリカのワシントンD.C.とニューヨーク市の間で始まりました。

県民・市民の日

都道府県や市町村、地元の関係者などが記念日として定めた日です。
「県民・市民の日」一覧

2月18日の記念日(県民・市民の日)
方言の日(鹿児島県大島地区) 衰退しつつある奄美方言を保存・伝承していくため、鹿児島県の大島地区文化協会連絡協議会が制定。
日付は、与論島では方言を「ユンヌ(与論)フトゥバ(言葉)」ということから、「フ(2)トゥ(10)バ(8)」の語呂合わせで2月18日に。

語呂合わせ

語呂合わせによる記念日です。

2月18日の記念日(語呂合わせ)
プライヤの日 プライヤとは、ボルトやナットなどを掴んだり挟んだりするときに使う作業工具。家庭のDIYからプロまで使える汎用性の高いプライヤを、より多くの人に知ってもらいたいと、プライヤ専門メーカーの(株)IPS PLIERSが制定。
日付は「プ(2)ライ(1)ヤ(8)」と読む語呂合わせから。

毎月18日の記念日一覧

毎月18日の記念日
ホタテの日 ホタテの消費拡大のため、青森県漁業協同組合連合会とむつ湾漁業振興会が制定。
日付は、ホタテの「ホ」の字を分解した「十八」から毎月18日に。
頭髪の日 全国理容生活衛生同業組合連合会が制定。
日付は「とう(10)はつ(8)」(頭髪)と読む語呂合わせから毎月18日に。
防犯の日 防犯対策を毎月この日に見直して、「安全、安心」に暮らしてほしいと、セコム(株)が制定。
日付は「18」の「1」を棒に見立てて「防」、「8」を「犯」と読む語呂合わせから毎月18日に。

【関連・参考サイト】
2月18日(Wikipedia)
日本記念日協会

2月18日の出来事

2月18日の出来事は「ハックルベリー・フィンの冒険が出版される(1885年)」などです。

『ハックルベリー・フィンの冒険』が出版される(1885年)

ハックルベリー・フィンの冒険

マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』が1885年(明治18年)2月18日に出版されました。

本書はトム・ソーヤーの親友であるハックルベリー・フィンによって語られる、方言あるいは口語体で書かれた最初の小説のひとつです。

アメリカの作家ヘミングウェイは「あらゆる現代アメリカ文学は、マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィン』と呼ばれる一冊に由来する。……すべてのアメリカの作家が、この作品に由来する。この作品以前に、アメリカ文学とアメリカの作家は存在しなかった。この作品以降に、これに匹敵する作品は存在しない」と述べています。

『ハックルベリー・フィンの冒険』とは

『トム・ソーヤーの冒険』(1876年)の続編として書かれた『ハックルベリー・フィンの冒険』。

南北戦争(1861~1865)以前のアメリカ南西部で気ままに生きる少年ハックは、トム・ソーヤーとの冒険のあとで大金を手に入れました。

金を目当てに飲んだくれの父親があらわれ、ハックは逃亡中の黒人奴隷のジムとともに、自由を求めて、いかだでミシシッピ川をくだる冒険の旅にでます。

本書は単なる少年の冒険物語ではなく、当時の人種差別への批判的姿勢によっても知られています。

【関連・参考サイト】
ハックルベリー・フィンの冒険(Wikipedia)

2月18日の出来事一覧

2月18日に発生した日本や世界の代表的な出来事をご紹介します。

2月18日の出来事
年月日 出来事
1885年2月18日 マーク・トウェインの小説『ハックルベリー・フィンの冒険』が刊行される。アメリカの作家ヘミングウェイは「この作品以前に、アメリカ文学とアメリカの作家は存在しなかった。この作品以降に、これに匹敵する作品は存在しない」と述べる。
ハックルベリー・フィンの冒険(Wikipedia)
1943年2月18日 ドイツ・ミュンヘン大学の学生による反ナチス抵抗運動「白いバラ」のメンバーがナチスに逮捕される。4日後、学生3人が断頭台で処刑される。
白いバラ(Wikipedia)
1952年2月18日 将棋の王将戦で升田幸三が木村義雄名人との対局を拒否。これは「名人が香車を引かれる」史上初の対局であった。(陣屋事件)
陣屋事件(Wikipedia)

2月18日生まれの偉人・有名人

2月18日生まれの偉人・有名人は「上杉謙信(越後の虎)」「オノ・ヨーコ(芸術家)」「ジョン・トラボルタ(俳優)」などです。

上杉謙信(越後の虎)

上杉謙信

1530年2月18日、上杉謙信は、越後守護代・長尾為景の四男として春日山城(現在の新潟県上越市中屋敷)に生まれました。

1536年に父が隠居し、兄が家督を継ぐも、兄に越後国をまとめる才覚はなく、謙信が18歳のときに兄は謙信に家督を譲りました。

1552年、22歳のとき、武田信玄の信濃侵攻によって領国を追われた信濃守護・小笠原長時が謙信に救いを求めました。

謙信は信濃国に出陣し、武田方の諸城を攻め落としました(第一次川中島の戦い)。その後も北信濃の支配権を巡る信玄との戦いは続き、計5回におよびました。

関東では北条氏康と対立。1561年には相模国にまで侵攻し、鎌倉を落としました。さらに小田原城を包囲して北条氏を追い込みましたが成功せずに兵を引きました。

1573年に宿敵・武田信玄が病死し、武田氏の影響力が薄らぐと、謙信は越中の過半を制圧。さらに上洛への道を開くため加賀国まで足を伸ばしました。

その後、謙信は織田信長とも敵対し、1577年の手取川の戦いで織田軍を撃破。

勝利した謙信は春日山城に帰還し、次なる遠征に向けての大動員令を発しました。しかしその準備中に倒れて急死、48年の生涯を閉じました。

謙信は後継者を決めていなかったため、その後の内乱によって上杉家の勢力は大きく衰えることとなりました。

未遂に終わった遠征では上洛して織田信長を打倒しようとしていたとも、関東に再度侵攻しようとしていたとも推測されています。

上杉謙信の名言

人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、深き思慮をもってなすべきだ。
軽率なことは言ってはならぬ。

【関連・参考サイト】
上杉謙信(Wikipedia)
上杉謙信の名言

2月18日生まれの偉人・有名人一覧

2月18日生まれの日本や世界の偉人・有名人をご紹介します。

2月18日生まれの有名人
誕生日 有名人 職業 年齢
紀元前259年2月18日 始皇帝 中国の初代皇帝 49歳没
1516年2月18日 メアリー1世 イングランド女王 42歳没
1530年2月18日 上杉謙信 武将、戦国大名 48歳没
1898年2月18日 エンツォ・フェラーリ イタリアのレーシングドライバー、フェラーリの創業者 90歳没
1931年2月18日 トニ・モリスン アメリカの小説家(ノーベル文学賞受賞) 88歳没
1933年2月18日 オノ・ヨーコ 芸術家、音楽家、平和運動活動家 91歳
1954年2月18日 ジョン・トラボルタ アメリカの俳優 70歳
1979年2月18日 高島彩 フリーアナウンサー 45歳

2月18日の誕生花

2月18日の誕生花は「タンポポ」「アルストロメリア」です。

2月18日の誕生花
誕生花 花言葉
タンポポ 「愛の神託」「神託」「真心の愛」「別離」
アルストロメリア 「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」
花言葉の由来

タンポポの花言葉は「愛の神託」「別離」などです。

「愛の神託」は、古くからヨーロッパにおいてタンポポの綿毛で恋占いをしていたことにちなみます。

「別離」は、綿毛が飛んでいくさまに由来します。

タンポポ(開花時期:3月~5月)
花言葉:「愛の神託」「神託」「真心の愛」「別離」
西洋の花言葉:「love’s oracle(愛の神託)」「oracle(神託)」「faithfulness(誠実)」「happiness(幸福)」

タンポポ
photo: M’s photography

アルストロメリア(開花時期:5月~7月)
花言葉:「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」
西洋の花言葉:「friendship(友情)」「devotion(献身的な愛)」

アルストロメリア
photo: Garry Knight
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